「どうして俺は、技師を目指しているんだろう」
モネ・ブランシャールは、主席卒業し地元に工房を建てることを夢見て
義肢職人育成機関【ヴィンスレー義肢学院】に入学した。
しかし、同期には自分よりも高度な技術をもつルイ・クレマンがおり
次第にふたりは比較されるように。
自信を無くしかけるモネだったが、ルイの言葉に成長することを決意するのだが……。
夢を追い足掻く少年たちの、感動の友情譚――。