「自分が龍の生贄になる覚悟はあるか?」
母の入院を機に、一度も会ったことのない父・白水を探すため
手紙を頼りに『龍の里』宇路古村を訪れた真心。
しかし、村で出会った少年・神河仁に、
白水は自分の父で半年前に亡くなったことを告げられた。
さらに白水は貴重な龍を唯一手懐けられる
「神河家」の跡取りだったことを知り…?
“同じ父”を持ちながらも境遇の違う少年二人。
この出会いがもたらす未来は――?








